<<nabe-net.com/foods

有機食品(有機農産物)とは

 × 有機
 ○ 有機農産物
 × 有機農法
 ○ 有機栽培農産物
 × 完全有機農法
 ○ ○○(有機農産物) 
 × 完全有機
 × 海外有機
 ○ 有機農産物○○
 × 準有機
 ○ ○○(有機栽培農産物)
 × 有機率○○%
 × 有機産直
 ○ 有機栽培農産物○○
 × 有機○○(商標登録)
 × 有機移行栽培
 ○ 有機栽培○○
 × 雨よけ有機栽培
 × 有機土栽培
 ○ 有機○○
 × オーガニック
 × organic
 ○ オーガニック○○

 正しい表示=○ 間違っている表示=× 

登録認定機関名
有機JASマークは、太陽と雲と植物をイメージしたマークです。農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないで、自然界の力で生産された食品を表しており、農産物、加工食品、飼料及び畜産物に付けられています。
有機食品のJAS規格に適合した生産が行われていることを登録認定機関が検査し、その結果、認定された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。
この「有機JASマーク」がない農産物と農産物加工食品に、「有機」、「オーガニック」などの名称の表示や、これと紛らわしい表示を付すことは法律で禁止されています。
健康な生活の基盤をなす食生活への関心や、農業の自然循環、自然保護に対する消費者の関心の高まりから、『安心』と『自然保護』の考えに基づいて栽培された有機農産物を求める動きは、世界的に高まっています。
これまで、わが国の有機農産物に関連した表示には「有機低農薬栽培」や「有機減農薬栽培」などの紛らわしい表示がなされていました。
そこで、平成12年に日本農林規格(通称JAS法)が改正され、国際基準とも整合性の取れた『有機農産物の日本農林規格』が定められ、平成13年4月からそれに基づく表示規格がスタートしました。
◆有機農産物の日本農林規格・抜粋(平成13年4月施行)
○有機農産物 化学的に合成された肥料及び農薬の使用を避けることを基本として、播種または植付け前2年以上(多年生作物にあっては、最初の収穫前3年以上)の間、堆肥などによる土づくりを行ったほ場において生産された農作物。
つまり、有機栽培用の土づくりをスタートしてから、果物などは4年目から、米や野菜などは3年目から、晴れて有機農作物と認められる。
有機栽培を始めてから12カ月以上が経過したほ場で生産した農作物は「転換期間中」の扱いになり、転換期間中と記載すれば、有機農産物の表示が可能となる。
○有機畜産物 対象となる家畜・家きんの種類は、家畜では牛、馬 めん羊、山羊及び豚、家きんでは鶏、うずら、あひる及びかも(アイガモを含む)が対象になります。有機畜産物はヨーロッパで生まれた考え方で、薬剤に頼らず、有機栽培された飼料を与え、密飼いなどのストレスを与えずに、家畜の行動要求に沿い十分留意した飼育方法を行う畜産業を指しており、家畜に不必要な苦痛を与えず良い生活を保障しようとする家畜福祉の考え方に基づいています。健康な食べ物は、健康な食生活を演出し、有機畜産物に「食」の安全のブランド、JASマーク(格付表示)を貼付することにより信頼できる商品として販売することができる。
○有機農産物加工食品 食塩及び水の重量を除いた原材料のうち、有機農産物及び有機農産物加工食品以外の原材料の占める割合が5%以下であって、食品添加物の使用が必要最低限のもの。
95%ルール
○有機農産物および有機農産物加工食品の規格(JAS規格)が定められたのと同時に、JAS規格に適合するものであるかを第三者の認定機関が検査をし、それに合格して、『有機JASマーク』がつけられたものでなければ『有機大豆』、『有機トマト』、『有機納豆』、『有機豆腐』などの表示をしてはならないという制度が導入されました。
第三者の認定機関(登録認定機関)とは、認定の業務を適切に実施できるものとして農林水産大臣が認可し、登録された法人をいいます。
平成14年1月現在、全国で52の法人が登録されており、登録認定機関は生産農家、または製造業者からの申請に基づいて、栽培、生産、管理、製造の方法などについて調査を行い、ほ場または工場ごとに認定していきます。
このような制度の導入により、それまで見られた紛らわしい表示の使用が禁止されるとともに、有機農産物、有機農産物加工食品の品質の維持と向上が図られています。
-8-