薪の品質管理

乾燥状態を数値化してみる

コンセプト

作っている薪がどのくらい乾燥すれば燃料として最適な薪になるのか、薪の乾燥状態を数値化しようと実験しました。
〔用意した道具〕
〇高さ40㎝の円柱の花瓶
〇大きなビーカー
〇ステンレス洗い桶
〇上皿はかり「4kg」
〔数値化の方法〕
〇上皿はかりで薪の重さを量る(A)
〇洗い桶の中に花瓶を入れ目一杯水を入れる
〇花瓶に量った薪を沈める
〇洗い桶に溢れた水をビーカーで測る(B)
〇A÷B=C
〔今日倒したマテバシイ〕
A=2,470g
B=2,210㏄
C=1.1176
〔2年物の薪〕
A=1,400g
B=1,800㏄
C=0.7777
〔倒木の薪〕
A=1,060g
B=1,320㏄
C=0.8030
倒木の薪を燃やしたところ水蒸気は気になりませんでした。
Cの値が0.8以下なら薪として使えるようです。
■水分量は測ることができる
ある建材メーカーの資料によれば、すべての木は、木材繊維と空気で出来ていて、木材繊維自体の重さはどの樹種でほぼ同じだと記載されていました。
木材繊維固体部分の比重はどの樹種でもいっしょで1.5位だそうです。
だから、もし木が空気を含まなかったら水に沈みます。木材の重い、軽いは個々の樹種の木材繊維の質ではなく空気層の多い少ないによって決まります。たとえば比較的重い広葉樹系のナラ、タモ、カバ等は空気層が少ない。逆に針葉樹系の桧、杉、パインは空気層が多い。技術用語でいうと空隙率が大きい。そのため軽くなります。
「16代目 儀右エ門」で取り扱いの多い「マテバシイ」(学名[Lithocarpus edulis])の気乾比重は0.61です。
気乾比重とは自然の温度・湿度とつりあった木材の含水率(日本では15%前後)のときの比重です。
今回の実験で使用したマテバシイの生木は湿度が低くなってきた11月に伐採しているのでC値は1.1176でした。1以上なのでもちろん水に沈みます。


○○○編集中

コンセプト

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